あるクライアントさんから、

「自分に許可するとはどういうことですか?」

とのご質問がありました。
(ご質問自体はもっと具体的なのですが)

すご〜く、おしなべたお話になるかもしれません。

私達がある場を共有しようとするとき、
私達は、無意識にその場にふさわしいエネルギーで存在しようとしています。

飛び抜けてはいけない、
抜きん出てはいけない、
大人しく、
和を保って、
その場に合うエネルギーで、、、。

日本人には、特にそんな無意識が働いているかもしれませんね。

家庭で、学校で、職場で、
そんな風に存在しているうちに、

あなたは自分本来のエネルギーをスッカリ
本当にスッカリ忘れてしまっていませんか?

自己主張しろと言うわけではなく、
自分にとって気持ちの良いエネルギーって、
どんなんだっけ?
ということなんですね。

自分に様々なことを許可するとは、
そのエネルギーで存在することを自分に許しても良い、
許可しても良いよ、
ということなんですね。

それは、具体的には、
食べ物であったり、
服装であったり、
考え方であったり、
結婚スタイルであったり、
親子関係であったり、
全ての生き方に現れるでしょう。

古い家庭の考え方や、
古い社会常識や、
そんなこんなを一度横に置いて、
私らしさを感じてみる、

許可するとは、そんな意味でもあります。

でも、悲しいかな、
とても厳しい家庭環境の中で
(精神的に、経済的に、規律的に、人道的に、
などなどにおいて)
育った場合、
自分のエネルギーを感じる空間など無かったかもしれませんね。

私もそうでした。

外に気を配り、取り敢えずの安全を確保することにエネルギーをすり減らしていたら、
自分のエネルギーを感じるどころではありませんものね。

もしも、
それが当たり前の習慣になって、
それが人生になってしまっていたら、
一度立ち止まって、
どうしたいのかを自分に聞いてみましょう。

方向転換は、
いつからでも、
何歳からでもできるのです。

もう一つ言えるのは、

私たちは、
すご〜く嫌な親でさえ、
実はこっそり好きだったりします。

少なくとも何歳かまでは、
大切な自分の命を預けてきた人達です。

1・母親とか父親に、こんな人であって欲しいという願望を重ね、
「親らしく○○あって欲しい、○○あるべきだ!」を握りしめ、
親の修正にエネルギーを費やしていませんか?
(本当は、彼らも、ただの不完全な人間なのです)

2、自分よりも先に生まれ多くを生きてきた両親を追い抜くことは、彼らの面子をつぶすことでもあり、
「私は彼らを追い越して幸せになってはいけない」
と感じてはいませんか?

3・体験してきたことを私自身だと信じ込んで、そのイメージから離れられず、
自分の願望は夢物語なんだと諦めていませんか?

自分の幸せや願望に素直になれないとき、
その裏には、
子どもとしてのこんな思いが働いているかもしれません。

大人になったあなたは、本当は、
ご自分の人生を好きに作り変える力を持っています。

もしも、
無意識に制限をかけているとすれば、
私にはそんな力はないと思い込んでいるとすれば、
そういう思考を持ち続ける背後にどんなメリットを隠しているのでしょうか?

そして、ご自分が好きに振る舞うことを許していないメリットはなんでしょうか?

私たちの行動の裏には、必ずメリットがあります。
ハートをオープンにして、ご自分に尋ねてみましょう。
どんな答えがあっても大丈夫なんです!
だって、それも単なる思考だもの。

親の生き方から離れること、
追い越すことに、
私達は少なからず
罪悪感を覚えるものです。

親を低く評価しながらも、
子どもとしての位置関係や役割は、
何気に、
親に対しての気遣いという
ささやかな、
いやいや、
とてつもなく大きな代償を
残していたりするものです。

許可するとは、

それは、
自分のエネルギーで存在してもいいと、
あなた自身を表現しても良いと、
あなた自身に言ってあげること。

自分が自分であることを、
誰の影響も受けることなく、
というか、
受けたい影響だけを受けて、
(どの影響を受けるかも自分で決めて)
そして、また自分のエネルギーに戻ることのできる、自由さを許すことでもあるでしょう。

 

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